5.塗装の基礎知識 <塗装用具 3> 前ページへ

  ・平らな面を塗るコテバケ
コテバケで塗るポイント
スジカイバケのかわりにミニコテバケ
すき間用ハケが便利
門扉やフェンスをハケを使わないで塗る
濡れ縁をハケを使わないで塗る


  平らな面を塗るコテバケ
 コテバケは平らな面に塗るのに適していて、ハケ目もなくきれいに仕上がるのが特徴です。ローラーバケと同様に柄の部分に、別売りしている継ぎ柄をネジ込むことができるので、高いところもラクに塗ることができます。ただ壁や天井などかなり広い面の場合は、ローラーバケのほうがスピーディで塗りやすいようです。コテバケは角桟が使われている濡れ縁や鉄製の門扉、フェンスなどの表面を塗るのに使ったり、フローリングに床用ニスを塗ったりするのにおすすめです。
 なお、ほとんどのコテバケは、パッド部分が別売りされていて、交換できるようになっています。

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 コテバケに塗料をつけるには、受け皿が必要です。受け皿にもサイズがいろいろありますが、コテバケの幅に合わせて選びましょう。もちろんこの場合、大は小を兼ねるので、大きい受け皿を使ってもOKです。

 コテバケに塗料をつけるときは、まずコテバケの表面の余分な毛をはらいます。受け皿の凹んだ部分に入れた塗料をコテバケにつけ、受け皿の山の部分や上の端の部分で、余分な塗料をしごいておきます。

コテバケで高い壁
壁の高いところや 天井などに塗るときは、ローラーバケと同じように継ぎ柄をネジ込んで塗ることができる。

 塗るとき、コテバケは柄のある方向に、一方方向に動かすのがポイントです。壁面などを上から下に塗るとき、床を塗るときなどは手前に動かすことになりますが、横に塗るときや、天井を塗るときなどは柄の方向に動かしましょう。
 コテバケはパットの全面をつけて塗ってもOKですが、強く押しすぎるとたれてしまうので、軽く当てながら塗り、塗料が滅ってきたら押しつけぎみに塗るようにします。また少し長めにのぴのぴと塗り広げるように塗るのもポイントです。継ぎ目の部分などきれいに塗れていないところがあれは、柄のついているほうを少し浮かせぎみにしてなでるときれいに仕上がります。

コテバケに塗料をつける  
コテバケで塗る
コテバケに塗料をつけたら、山の部分や上の端の部分で余分な塗料をしごく。   コテバケは柄のほうに一方方向に動かす。

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ミニブラシ
ミニブラシ
ミニコテバケ
ミニコテバケ
 ローラーバケやコテバケ以外に、ぜひおすすめしたい塗装用具が2つあります。
 ひとつはミニコテバケで、コテバケをかなり小さくした「ミニブラシ」(ハンディクラウン)、「ハケハケミニ」(インダストリーコーワ)、「ミニコテバケ」(アサヒペン)などがあります。
 壁などを塗るとき、スジカイバケで隅の部分塗るかわりにミニコテバケで塗ることができます。ミニコテバケは使ってみると、思った以上に塗りやすく、ハケに慣れていない人にはおすすめです。あとはローラーバケやコテバケで塗れば、ハケを使わずに塗装できてしまいます。ただしミニコテバケが入らないような狭い場所を塗るときや、家具や小物を塗るときなど、スジカイバケでないと塗りにくいものも当然あるので、使い分けは必要です。また門扉やフェンスなどのすき間を塗ることもできます。

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ベンダー
ベンダー
 もうひとつ便利な塗装用具が、すき間用ハケ「ベンダー」(ハンディクラウン)、「カーブブラシ」(インダストリーコーワ)です。
 金属の板にモケット(パイル)がついていて、門扉、フェンス、濡れ縁などのすき間が簡単に塗れ、しかも金属部分を曲げることができるので、手すりの外側や門扉の下側もラクに塗ることができます。ただし金属の板の両面にモケットがついているものは使いにくく、片面についている「ベンダー」がおすすめです。両面についていても、押しつけながら塗らなければならないので、一度にすき間の両側を塗るわけにもいかず、しかもすき間が狭いと入らなかったり、すき間に入れるときに塗料がすき間の入り口部分についてしまうこともあります。また曲げて門扉の下側を塗るときなども、下に塗料がついてしまうこともあります。そういう面からも片側についているほうが、絶対使いやすいようです。

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ベンダーに塗料をつける   ベンダーで下を塗る
曲げたすき間用ハケに塗料をつけるときは、塗料缶や受け皿などの塗料にモケット部分までどっぷりつけてしまって、余分な塗料は縁でしごいて使う。あるいはハケで塗料をすき間用ハケにつけるのも方法。   門扉やフェンスの下側は塗りにくいところ。すき間用のハケならば曲げて塗ればラクに塗ることができる。

門扉をコテバケで塗るベンダーですき間を塗る
  ミニブラシですき間を塗る
門扉やフェンスなどのすき間には、すき間用のハケで塗ると簡単にラクに塗ることができる。   門扉やフェンスのすき間は、奥行きが浅いのでミニコテバケでも塗ることができる。

角桟の門扉、フェンスであれば、すき間用のハケですき間を塗ったら、表面はコ テバケで塗ると何本かの桟が一気に塗れる。

 


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ベンダーで濡れ縁のすき間を塗る   濡れ縁をコテバケで塗る
濡れ縁など、すき間が狭かったり、深さがある場合は、片面にモケットがついたすき間用のハケを使うと便利。   濡れ縁のすき間を塗ったら、上の面はコテバケを使うと楽に速く塗ることができる。濡れ縁の下側は塗りにくいが、コテバケに継ぎ柄をつけて塗るのも方法である。



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