トイレ イスの張り替え

【1】張り替えの前に
【2】張り替えの方法
【3】知っていると便利な応用の知識


【2】 張り替えの方法

 座面の布ははずさないから簡単
 イスの張り替えというと、今まで張ってあった布をはずしてから、と考えますが、実は、はずさないのがポイントです。
 上からカバーしてしまうので、何のトラブルもなく、とても簡単にでき、しかもこの次に張り替えるときは、今回張った布をはがせば、また新しく張ることができます。


 座面をはずす

 イスやテーブルの上にイスを逆さにしてのせ、ドライバーなどでネジをはずします。イスによっては座面をはずすと前後がわからなくなりそうなものもあり、その場合は、座面の裏に後ろがわかるように印をつけてから、はずすようにします。
 はずしたネジはなさないように保管し、座面を取りはずします。

 
1.ネジをゆるめて座面をはずす。   2.座面の前後がわかりにくい場合は、後ろ側に印をつけておく。


 布を切る
   布の裏を上にして広げ、その上に座面も裏を上にしてのせます。
 このとき、布の柄に上下がある場合は、柄の上がイスの奥にくるようにするのがポイントです。また布の端から経済的に布を使っていくのが基本ですが、柄物の場合は、一度ひっくり返して、柄がきれいにおさまっているかを確認したほうがよいでしょう。
 チェックやストライプの場合は、曲がると目立つので、曲がらないように注意します。
 位置が決まったら、座面よりも大きく裁ちバサミで切っていきます。だいたい座面より10〜12センチ大きく切りますが、座面の厚さにもよるので、一度座面にかぶせてみて、座面の端から3〜4センチあるのを確認して、その大きさに切ります。
3.布も座面も裏を向け、布の上に座面をおき、布の端を座面にかぶせてみて、座面の端から3〜4センチあるのを確認して、位置決めをする。   4.かぶせる長さがだいたい決まったら、それに合わせて座面よりひとまわり大きく切る。


 4面をタッカで止める
 布を切ったら、そのまま座面を動かさないで、座面の正面をタッカで止めます。
 曲がっていないか確かめて、正面の布を座面にかぶせ、中央を止めてから4〜5センチ間隔で止めていきます。
 座面の角の近くは、多めに残しておき、最後に止めます。特に角のカーブが大きい場合は、カーブがはじまった部分から残しておきましょう。 
 なおタッカの針で細かく止めてあるイスもありますが、次の張り替えのことを考えたら、4〜5センチぐらいがよいでしょう。
 正面を止めたら、曲がらないようにして、座面の表を正面から手でなでて、布のにたるみがないようにして後ろ側に折り返します。そのまま手を離さずに、後ろの中央をタッカで止め、正面と同じように4〜5センチ間隔で止めます。
 左右は布にたるみがないようにして布を座面にかぶせ、同じようにして止めていきます。
 なお、座面をイス本体にネジ止めしているネジ穴が、座面の中央にある場合は問題ありませんが、布をかぶせた位置にある場合は、ネジ部分の布をハサミで切って、周囲にタッカを打って止めておきます。

5.正面の布を座面にかぶせ、タッカで4〜5cm間隔で止める。   6.手でなでて、布にたるみがないようにして、後ろ側に折り返す。   後ろ側をタッカで止め、左右も止める。


  角部分をタッカで止めイスに取りつける
 角の部分は、座面にかぶさる布が多過ぎると、止めにくいので、ようすを見ながら余分な布は切っておきます。
 角の部分は丸く大きくカーブしているイスと、かなり四角いイスとがあります。カーブの大きいものはヒダを寄せながら角に近いところまで、タッカで止めていきます。
 角の部分は、座面の表側から見ながら、一番きれいに仕上るようにヒダを寄せ、きれいにおさまったら、手で押さえたままひっくり返し、タッカで止めます。
 角が完成したら、イスの張り替えは完了です。はずしたときと同じようにして、ネジで座面をイスに取りつけます。
 講習会で「座面の下に布は張ってきれいに仕上げないのですか」とよく聞かれます。張りたい人はもちろん張っていただいてかまいませんが、下をのぞくこともあまりなく、次に張り替えるときに簡単なので、下に布を張らないのを基本としています。

9.座面の表側から見ながら、角の部分にヒダを寄せ、タッカで止める。   10.座面をネジで取りつける。


 タッカの針を抜くには
 タッカを打ちそこねたときなど、針を抜きたい場合があります。
 そんなときは、マイナスドライバーで針をこじ上げると、だいたい針の一方が抜けます。これをペンチでつかんで引き抜けば、簡単に抜くことができます。
 この次に座面を張り替えるときは、この要領で針を全部抜けば、張り替える前の座面に戻るので、新しくまた張ればOKです。
1.マイナスドライバーを針に差し込み、こじ起こす。   2.針の一方がはずれたら、ペンチで引き抜く。


 
暮らしのDIYトップページへ


メールフォーム お問い合わはこちら
  
Copyright (C) 2001 DIY-YUDA All Rights Reserved.