トイレ イスの張り替え

【1】張り替えの前に
【2】張り替えの方法
【3】知っていると便利な応用の知識


【3】 知っていると便利な応用の知識
 座面を止めているネジがサビて動かないとき

 ネジ頭が見えているときは、熱くしたアイロンの先をネジ頭にしばらく当て、ネジが冷えたところでドライバーでまわすと、かなりの確立でゆるめることができます。これはネジの温度が上がることで、わずかに膨張し、冷えると元に戻るためにほんのわずかのすき間ができ、ネジがまわります。
 ネジが奥まった部分にある場合には、インバクトドライバーがおすすめです。これをネジに当てて、金ヅチでドライバーの柄の後ろをガンとたたくと、たたく力が瞬間にまわる力に変わり、サビて動かないネジをゆるめることができます。

サビて動かないネジにアイロンを当てる。   インパクトドライバーを使うと、サビたネジをゆるめられる。

 ■ ネジ穴が大きくなったとき
 座面を止めているネジは、雌ネジな雄ネジが入っていくビスと、木に直接ネジ込む木ネジの2つのタイプがあります。
 木ネジの場合は、ネジ穴が大きくなってネジがきかなくなることがあります。そんな場合は、つまようじを穴に入るだけ入れて金ヅチでたたき入れ、ニッパーなどで余分を切ります。さらにすべてのすき間に、つまようじの先を差し込んで金ヅチでたたき込み余分を切るようにして、すべてのすき間を埋めてしまえば、ネジがしっかりきくようになります。
 新しくネジを締めるときは、必ずネジの下穴を四つ目キリなどでしっかり開けてからネジ込むと楽です。

ネジ穴に入るだけのつまようじをたたき込み、余分をニッパーで切る。   すべてのすき間につまようじを金ヅチでたたき込み、余分を切る。   四つ目キリで下穴をしっかり開けてからネジをネジ込む。

 イスの座面が破れ、中の細かいスポンジが一部出てしまっているとき
 台所用や洗車用のスポンジを適当に切ったものを詰めます。そこに薄い布を当てて、周囲をザッと縫っておいてから、座面の張り替えをすれば、きれいに仕上ります。
1.スポンジを適当に切って、破れ部分に入れる。   2.薄い布を当てて、周囲をザッと縫いってから、座面の張り替えをする。

 スポンジがへたった座面にスポンジを入れる方法
 イスの中に入れるスポンジは、ウレタンですが、スポンジ状のものと、ウレタンの細かいチップを圧縮して固めたチップフォームの2種類あります。
 チップフォームは、スポンジ状のものより固く、反発感があります。できれば下にチップフォームを、上にスポンジ状のものと2層にして入れることをおすすめします。
 スポンジを入れる場合も、座面の古い布ははがさず、座面と布の間にはさんで、張り替えと同じ要領で張ってしまえばOKです。
 スポンジは、座面の大きさに切っておき、裏返した布の上にスポンジ状、チップフォームをおき、その上から裏返した座面をおきます。
 まず正面の布を座面にかぶせて、タッカで止めます。次にスポンジごと裏返して、スポンジと布の間に手を差し込んで、タッカで止めた正面の部分の形を整え、布を少し強く引っ張り気味で後ろ側に折り返し、タッカで止めます。
 後は張り替えの要領と同じです。スポンジの角は布を引っ張ることによって丸くなります。
 なお、イスによっては座面の前の部分にもスポンジが欲しいことがあります。そのようなときは、スポンジをその分大きく切り、前の部分からスポンジがはじまるようにします。

はずした座面をスポンジの上にのせ、サインペンなどで形をうつす。   座面の大きさにハサミが、よく切れるカッターでスポンジを切る。   正面をタッカで止めたら、裏返してスボンジを整え、引っ張り気味にして後ろ部分を止める。あとはイスの張り替えの基本と同じ。

 
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