去年のちょうど梅雨の時期、TVの収録で都内のあるマンションのお宅に伺ったときのこと、窓のないユニットバスタイプの浴室に入ってみたら、見事に壁から天井までカビだらけではありませんか。ディレクターもよくこのようなお宅を見つけたものだと、感心してしまうほどなのです。 奥さまに聞いてみると「小さい女の子がいて、いつも後ろについてきてしまうので、カビ取りができなかった」と。なるほどね。でもこの浴室の中の空気はカビの胞子だらけで、特に小さい女の子には健康に悪かっただろうと内心は思ってしまいましたが、元気そうな女の子を見てホッとしました。 奥さまは「カビ取りはカビ取り剤を使ってするもの」と思い込んでしまったのでしょう。ところが実際は、ブラシや雑巾で水をかけながら洗ったら、ほとんどのカビはきれいに落ちてしまいました。そうなんです。ユニットバスのプラスチック部分はツルツルなので、カビは表面についているだけ、水洗いで落ちるのです。
そこで、換気扇をつけてタバコの煙を近づけてみたら、全然空気を吸っていません。カビだらけの原因の1つはこれです。入浴後バスタオルなどで水分を拭き取ってしまうことと、換気扇を専門家に見てもらうことをアドバイスし、すべての収録を終えてこのお宅を後にしました。 また、このお宅のような場合には、安全な乳酸系のカビ取り剤「かびコロジ」(サンデーペイント)がおすすめです。カビを殺菌する力は塩素系カビ取り剤に負けないし、汚れを落とす効果もあります。お掃除感覚でこれを壁などにスプレーして、10分ぐらいしてから水洗いすれば、カビの胞子などを殺菌でき、汚れも落とせて、しかもカビの発生を防ぐことができます。 |