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日本の安全神話が崩れ、犯罪が年々増加しています。警察庁のデータでは、2001年に住宅の侵入盗が16,883件で、1997年と比べると48101件増え、約42%も増加しています。住宅侵入盗とは、留守のときに侵入する空き巣、深夜侵入する忍び込み、人がいる昼間に侵入する居抜きの手口ををいいます。
最近はピッキングやよる侵入なども増えて、いつ空き巣や強盗の被害に合うかわかりません。自分や家族の身を守るには、しっかりした防犯対策が必要です。
さて、ピッキングとは、針金状の特殊工具をカギ穴に差し込んで開け、カギを壊さずに侵入する手口です。
2000年には、その被害がピークで、マスコミなどでもずいぶん騒がれました。昨年は警察の取り締まりの強化などでピッキングの被害は減少していましたが、昨年の9月頃から再び増加傾向にあります。
そこで、いたずらに不安がらずに、まずピッキングされやすい錠を正しく理解し、その上でピッキングに強い錠に鍵穴部分(シリンダー)だけ交換しましょう。方法さえわかれば、自分で簡単に交換することができます。
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どんな錠がついているかキーを見ればわかる
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ピッキングに弱いディスクシリンダー
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集合住宅は危険
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カギ穴部分(シリンダー)を交換する
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PMK型の交換
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RA型の交換
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HP型の交換
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どんな錠がついているかキーを見ればわかる
ピッキングの被害がマスコミなどで報道され、不安を感じてカギの交換を依頼する人が増えています。ただ、錠はわかりにくく、「高性能の錠に替えなくては」という強迫観念にかられている人も多いような気がします。
そこで、まず玄関や勝手口についている錠がどのようなタイプなのかを判断しましょう。それにはキーの形とカギ穴を見れば一目でわかります。
ディスクシリンダー、ピンシリンダー、マグネットシリンダー、ロータリーシリンダー、ディンプルキーなどがあるので、確認しましょう。
シリンダーの種類
キーの形状で、キイによって作動されるシリンダーを見分けることができる。
ディスクシリンダー
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薄いディスクをシリンダーが回る、回らないを決定する障害物として使っている。
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量産され、最も普及しているが、近年ピッキング被害に合いやすい錠で、防犯性は低い。
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キイは両側からギザギザがあり、MIWAの刻印が縦。
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カギ穴は縦向き。
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美和ロック製
ピンシリンダー
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内筒と外筒を上ピン、下ピンで制御し、正しいキイを挿入することによって内筒を回すことができるシリンダー。
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昔から防犯性の高い錠としてよく使われてきたが、最近の高性能の錠と比べるとやや劣る。ただしピンの数が多いものは防犯性がよい。
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キイは片方だけにギザギザがある。・ カギ穴は縦向き。
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カギ穴は縦向き。
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美和ロック、ゴール、昭和、アルファ製など。
マグネットシリンダー
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ピンシリンダーの原理を使っているが、磁石のN・S・ニュートラルの3種のピンの組み合せと、キイに埋めこまれた磁石の反発・吸引を利用したシリンダー。
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ピンシリンダーとマグネットの組み合せなので、防犯性は高い。
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長期間使用すると、マグネットの能力が低下するために、定期的なメンテナンスが必要。
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美和ロック製。
ロータリーシリンダー(U9)
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回転式ディスクシリンダーとロッキングバー方式になっていて、防犯性は高い。
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一時シリンダーを破壊する窃盗団の被害に合い、現在は破壊されにくい改良型となっている。
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キイは両側からギザギザがあるが、MIWAの刻印が横。
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カギ穴は横。
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美和ロック製。
ディンプルキー
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ピンシリンダーと原理はほぼ同じだが、キイの表面に深さや大きさの異なるくぼみをつけてある。
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ピンシリンダーの機構を高度にしたもので、防犯性は高い。
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キーはくぼみがたくさんついている。
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カギ穴は縦向き。
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美和ロック、ゴール、アルファなど。
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ピッキングに弱いディスクシリンダー
日本の錠の70%ぐらいを占めているのが、大手ロックメーカーの「美和ロック」の錠です。
昭和48年ぐらいから、集合住宅や住宅がどんどんでき、そのために安価で大量生産ができる錠としてできたのが美和ロックのディスクシリンダーです。そして全国で約7000万個使われているといわれるほどの普及型錠となったのです。
外国人によるピッキング窃盗団が現れる前までは、ピッキング技術を持つ泥棒はほんのわずかで、安全の国であった日本においては、それほど高性能な錠は必要ありませんでした。
ところが、このディスクシリンダーは、ピッキングの練習をして技術を身につければ、数十秒であけられるために、外国人の窃盗団に狙われ、被害が相次ぐことになりました。
そこで現在は、美和ロックのデイスクシリンダーは、ピッキング被害にあいやすいく、防犯性の低い錠と言われるようになったのです。
キーにMIWAという刻印が縦に入っていたら、美和ロックのディスクシリンダーという錠です。キーの差し込む部分の両側にギサギサあり、カギ穴が縦というのが特徴です。
なお、「カギ穴が縦だとピッキングされやすい錠」と言われていますが、それはディスクシリンダーのことです。ピンシリンダーならばカギ穴が縦でもそれほど心配はありません。
ピンの少ないピンシリンダーやロータリーシリンダーは、ピッキングはできるけれど、時間がかかるためにターゲットになりにくいと言われています。
したがってディスクシリンダー以外の錠は、ピッキングの被害はあまりないので、急いで錠を交換する必要はありません。
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